大竹伸朗『既にそこにあるもの』(ちくま文庫/文庫)

『アート』ってカッコつけてて虚無的で、知ろうとする人に考えるな感じろバカーって接するかのようなイメージがあってぼくは勝手に気恥ずかしかったんだけど、大竹伸朗はその気恥ずかしい部分をちゃんと言葉で捉えてくれている気がして新鮮だった。同属嫌悪をさらっと避けて物事を伝えられる人ってなんなんだろう、照れのなさとか、言葉の精度とか?

既にそこにあるもの (ちくま文庫)

既にそこにあるもの (ちくま文庫)

2008/04/29読了[7冊目]