西村佳哲『自分の仕事をつくる』(晶文社/単行本)

大抵の人はこの本で取り上げられている働き方とは真逆の、組織の中で役割をまっとうするタイプの労働をしてる。そんな仕事では目的、成果物、得られる経験、カタルシスみたいな、ひとくくりにして『仕事の意味』はどうしたって認識しづらい。ぼくを含むそんな人たちが仕事を面白いと思うには、やっぱりプチ自己啓発だったり自分探しだったりしながら、毎日をドライブするしかないのかなあ。そうでなきゃ、自分の成長というマジカルな言葉と労使の原則から生まれる矛盾にどっかでぶつかっちゃう。自分の仕事を作る、そのための仕事場は、組織から出ないとやっぱり作れないのかもしんないなー。やれやれ。

自分の仕事をつくる

自分の仕事をつくる

これも、2008/04/あたまくらいに読了[3冊目]