2008-05-21から1日間の記事一覧

川端康成『みずうみ』(新潮文庫/文庫)

中学生以来の再読。以前の感想はずばりエロ小説。淫靡な、なんかいけないものを読んでいるような感覚が好きで、でも川端康成ってブンガクで偉い人なんでしょ?へんなのーなんて思いながら読んでいた気がする。今回は、構成の巧みさにびっくりした。尋常じゃ…

大串夏身『ある図書館相談係の日記』(日外アソシエーツ ・紀伊国屋書店 /単行本)

現在は図書館情報学の研究者として大学に籍をおく著者が、東京都立中央図書館の相談係としてレファレンスを担当していた日々を綴った日記。レファレンス自体利用したことがないし、そもそもそんな機能が図書館にあることを知らなかった。1人でインターネット…