贋作の抹茶茶碗が人に化け、ぐい飲みが金魚と子を作り、弥勒菩薩がこの世の終わりを笑い太鼓を叩く。破天荒な世界を精密な筆で描いた『田紳有楽』と、「私小説」のフォーマットを踏襲しつつも自然描写だけでは記しきれない人間の業のようなものを表現しよう…
『旧約聖書を知っていますか』の続編とも言うべき、新約聖書を題材にしたエッセイ。ユダヤ人のための宗教だったユダヤ教を、誰もが信仰できるものに置換するために、イエスってアイコンは必要だったのね、と納得。宗教周辺、まだまだおもろいなー。それにし…
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