鈴木孝夫 『ことばと文化』(岩波新書/新書)
面白い!自分のことを「ぼく」と言ったり、あるいは「おとうさん」と役割で表現したりするあいまいな日本人の自称詞、対照詞を説明していくくだりは感心。関係性のなかで自己のキャラクターを切り替えていく日本人らしさって、日本語にも明確に反映されてるんだなー。いや、言葉が柔軟だから自己を使い分けやすいのかな?1973年の初版だけど古くない。
- 作者: 鈴木孝夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1973/05/21
- メディア: 新書
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