カレル・チャペック(著)/千野 栄一(訳)『ロボット』(岩波文庫/文庫)

労使の矛盾とアイデンティティの探求と、理性をもった生き物のワガママさのSF戯曲。意外ととっつきやすかった。『夜の来訪者』読んだときも思ったんだけど、海外文学で出てくる労働者の悲哀とみたいなのって日本の文脈だと何が一番近いんだろう。陰気な、出口のない、あきらめみたいな感じ。女工哀史

ロボット (岩波文庫)

ロボット (岩波文庫)

2008/05/11読了[11冊目]