カート・ヴォネガット・ジュニア(著)、浅倉久志(訳)『タイタンの妖女』(ハヤカワ文庫/文庫)

ある予言に導かれるように、火星、水星、地球、そしてタイタンを放浪することになる大富豪。意思に反して運命に押し流されるその姿を通じて、人間の自由意志や全能の存在に対する疑問にとりくみ、やさしい1つの答えを出しているSF。って説明しきれてないなー。とても大きな話を扱った、面白い物語でした。

なぜか『タイタンの幼女』ってタイトルだと勘違いしてて、ぜんぜんようじょ出てこないじゃんと思ったのは内緒です。

2008/12/08読了(40冊目)