シェイクスピア(著)、安西徹雄(訳)『リア王』(光文社古典新訳文庫/文庫)
3人の娘たちに自らの領土をすべて譲り引退すると宣言した王、リア。娘たちの愛に満たされ生きていくはずの余生が、猜疑と裏切りに翻弄されていく様子を描いた戯曲。
当時、これだけ欺瞞を暴く、ぶっちゃけた話を書くのはセンセーショナルだったんだろうなー。妬みや欲に人がとらわれてるさまを読むのは刺激的。訳もなじみやすくサクサク読めたけど、抑揚を想像しなくてはいけない分、やっぱり舞台で観てみたいかな。
- 作者: シェイクスピア,安西徹雄
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/09/07
- メディア: 文庫
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