フロイト(著)、中山元(訳)『人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス』(光文社古典新訳文庫/文庫)

第一次世界大戦を目の当たりにし、人には避けがたい攻撃性があるのではないかと疑問をもったアインシュタインに宛てた書簡を表題に、かけがえのない存在を失った状態である喪から鬱病を読み解く「喪とメランコリー」、超自我・自我・エスという審級を設定し人の欲動を分析する「精神分析入門・続」を収録。

人は何を拠り所に行動しているのか、その仕組みに興味があって読んだ。お も し ろ い !行動原理を考えるさいに、あたらしい物差しを1つ手に入れた感じ。

人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス (光文社古典新訳文庫)

人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス (光文社古典新訳文庫)

2009/02/13読了(50冊目)